ここでは、モリンガそのものを深く紹介していきます。
1.モリンガとは?
正式名称は、モリンガオレイフェラ、和名はワサビノキ。約90種類もの栄養素を含むスーパーフードです。インド、タイ、フィリピンでの栽培が盛んですが、最近では日本の大手生活雑貨店でモリンガを使ったお茶が店頭に並び始め、じわじわ日本にも進出中。
2.モリンガの特徴
2-1 全部食べられる!
モリンガは、葉、茎、根、種とそのすべてを食べることができる、珍しい植物。
種は炒って食べ、味はピーナツのようである。果実は調理したり漬けて(ピクルスにして)食べる。葉と花は、枝と同様に、香味野菜として食べる。根は刺激があり香辛料として使用する。 (厚生労働省 健康食品の安全性に関する情報等(通知等) より引用) |
それぞれの主な用途は、以下の通り。
2-2.抜群の栄養価!
栄養価が一般的な食品よりも高いモリンガには、ビタミン、亜鉛、ポリフェノール、アミノ酸など不足しがちな栄養素が多く含まれています。
モリンガの栄養素については、スーパーフード・モリンガの魅力を紹介!〜栄養素編で詳しく説明しています。
2-3.環境にも優しい!
人間1人当たりの年間CO2排出量が約320kgと言われている中、モリンガの樹木1本で年間約110-130kgのCO2を吸収していると言われています。これは、通常の樹木の約10数倍!
(出典:特定非営利活動法人アジア植林友好協会)
モリンガは、環境にも貢献しているスゴイ存在なんです。
2-4.生命力がスゴイ!
モリンガが、温暖な土地であればわずかな水で育ち、成木になるまで約2-3年という生育の速さ。
環境に優しいモリンガ、一体どうやって育っていくのでしょうか。写真付きで説明していきます。
3.モリンガが成長するまで
なかなか普段目にすることのないモリンガ。一体どうやって育つのでしょうか。モリンガ農家さんのご協力で、成長過程を撮影してみました。
①種まき
モリンガの種を蒔きます。種はフワフワした白い膜のようなものに覆われています。
畑に種を撒いていきます
画像出典:株式会社ROOKIE
②発芽
種蒔きから約1ヶ月後。ついに発芽しました!とってもかわいらしい、柔らかくしなやかな芽。
③本葉がでてくる
本葉が成長しはじめました。綺麗な緑色の葉がどんどん出てきます。
画像出典:株式会社ROOKIE
2ヶ月ほどでグングン大きくなり、 1mを超えるようになってきます。
④成木に!
約2-3年で立派な木に成長していきます。
画像出典:株式会社ROOKIE
4.モリンガの効能
肌の調子を整えるポリフェノールや、腸内環境を整える食物繊維、ストレス緩和効果のあるGABAを豊富に含むモリンガには、主にこんな効能が。
✔︎肌と髪をツヤツヤに!
✔︎便秘解消!
✔︎ダイエットをサポート!
✔︎リラックスできる!
5.モリンガの味と香りは?
モリンガは、葉を乾燥粉末にして摂取するのが一般的。その味や香りを実際に味わってみると…
さぞ独特な香りがするのだろうかと思いきや、どこかで嗅いだことのあるような懐かしさのある、青葉の香り。口に含むと、抹茶かヨモギのような、少しほろ苦い味がしました。
MORISOY(モリソイ)なら、鹿児島の地で丁寧に栽培されたモリンガのパウダーを使って作られています。飲みやすいように抹茶とほうじ茶のパウダーを配合し、プロテインをブレンド。牛乳や豆乳で割って美味しく飲むことができます。
6.まとめ
ここまで モリンガの特徴や効能、育ち方などを説明してきました。
種・葉・茎・根、すべてを食べることができる
栄養価が高く美容と健康にイイ
CO2吸収力が高い
短期間で成木に
葉の味と香りは生き生きとした青葉を連想させる
日本でも、九州や沖縄で栽培されています。ぜひモリンガを見て・触って・一度試してみてください!